SRサイタマノラッパー公開初日、深谷シネマにいってきました!
深谷市出身の入江悠監督の舞台挨拶と、この映画ではじけた
SHO-GUNGのミニライブのオマケつきです。
わたしは池袋シネマ・ロサでの東京公開も4/2に観ているので、間をおかずに2度目なんですが、この映画はなんど観てもあきない、たぶん時間をおいて、また観たくなる映画のような気がします。
その理由をつらつら、じぶんなりに考えてみると、
・出ている役者が、けっして達者な演技をしているわけでなく、
ヒップホップもたのしいし、世界観はつたわるけれど
チョーうまい、というわけではない。
つまり、サイタマノラッパーの日常が、等身大で
すごくリアルにせまってきて、フクヤ市で彼らといっしょに
モンモンと生きてる感じになる。
・主人公IKKUの、ココロのゆらぎや、ちょっとしたできごとが、
ワンシーン、ワンカットで切り取られ、
繊細に、丹念に積み重ねられていく。その手法と、
シーンとシーンをつなぐビミョーな「間」(ま)が、
こちら側に、たんに映画を観るというより、
"シーンを体験する"といった感覚的なひろがりを
もたせてくれる。
・それから、これはヒップホップの音楽におうところが
大きいんだけれど、全編にわたって
言霊(ことだま)のチカラを感じる。
(これ、あくまで、わたしの感じ方で、入江監督の意図と
ちがっていたら、ごめんなさい、です。)
映画のストーリーは、オフィシャルサイトでみてください。
http://sr-movie.com/
さて、感動のエンディングロールが流れるなかで
わたし的には「こりゃ、絶対にスタンディング・オベーション
ありだよな」と思っていたんですが、
超満員の深谷市民(たぶん)はだれも立たない。
サイタマ県人の地味でシャイなキャラゆえなのでしょうね、
ちょっと残念でした。
で、上映が終わり、監督の舞台挨拶が始まると、場内は一変、
郷土が生んだヒーローにリスペクトと館内われんばかりの拍手。
わたしの隣には、80歳を越えたと思われるおばあちゃんが
ひとりで杖をついて、30分の道のりを歩いて観にきていました!
感想を聞くと、「歌はよくわからなかったけど、面白かった。」
と頬を上気させて、ニンマリしていました。
おばあちゃんも、サイタマノラッパーから、じいちゃんの分まで
ゲンキと勇気をもらったんじゃないだろうか。
映画のチカラは、日本初のヒップホップ青春映画でも
それが傑作であれば、世代をこえて、
おばあちゃんのココロを打ち、腰も伸ばし、みんなに
生きるパワーとエネルギーをあたえてくれることですよね。
それと、この映画は、ほぼ全編深谷市で撮影され、
深谷の映画館で凱旋上映ということもあって
深谷の人たちのココロをひとつに結ぶ効果も
おおいにあったようです。映画は、地域を活性化させる
起爆剤のチカラもあるんですね。
入江監督に続いて、SHO-GUNGのミニライブがスタート。
ノリノリのサウンドは、わたしがヘタに書くより
You TubeにフルバージョンのPV等があるのでそちらを、ぜひ!
http://www.youtube.com/watch?v=rrSLmuqP2GQ&feature=related
SRサイタマノラッパーは、5月16日(土)まで
深谷シネマで5週間、ロングラン凱旋上映されています。
全国でのさみだれ公開も続くことから、DVDの発売はかなり先に
なりそうです。ヒップホップのダイゴ味は、劇場で観てこそ
と思いますので、首都圏の人はGWをはさんでの
ドライブシーズン、ちょっと足をのばしてフクヤ市ならぬ
深谷観光はいかがっすか。道中、新緑がキレイっすよ。
深谷シネマの上映スケジュール、アクセスは
http://fukayacinema.jp/
深谷シネマでは、窓口で
サイタマノラッパーの
オリジナルサウンドトラックも販売しています。