星野哲郎さんの作詞で「三百六十五歩のマーチ」というのがありました。大嫌いな水前寺清子が歌っていましたが、最近はほとんど耳にしません。コピーライター時代に、阿久悠さんとか星野哲郎さんの作詞は、ちょっと研究してみたことがあります。短いフレーズの中に、人間の欲やら、希望やら、絶望やらが簡潔に描かれていて、とても勉強になった思い出があります。
で、「三百六十五歩のマーチ」はこんな出だしでした。
♪しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩さがる
なるほどねぇ、でも自分なんか三歩進んで四歩さがってるよなぁ、なんて、当時も今も変わらぬ我が身のつたなさに、ガクゼンとしちゃいます。西洋の格言に、「幸福の女神には後ろ髪がない」というのがありますが、これも同じような意味なんでしょうね。"幸福の女神さん"は後ろから追いかけるのではなく、前に進んで前髪をつかみなさいよ、と。そういうことでしょう。
さて、ここからが、きょうの本題。比企の丘は、朝からドッピーカンで気分サイコーです。それこそ、しあわせが向こうから歩いてやってきて、"幸福の女神さん"がみんなこっちを向いて、微笑んでくれている感じ。そこで、久しぶりに原チャリを出して、ちかくの農村公園へ行ってみました。ここはいま、ポピーが花ざかりですが、平日ということもあって人影はまばら。遠くの水辺の広場からは、幼稚園児のはしゃぐ声がそよ風に乗って流れてきて、なんとものどかな、しあわせのBGM。ポピー畑の草むらで、ごろんと横になると、うとうとと1時間ほどお昼寝してしまいました。気がつくと紫外線でヒリつく顔、皮膚ガンになったらヤバイと思ったりもしましたが、ほどほどのシアワセ気分を、"幸福の女神さん"がプレゼントしてくれた五月の一日でした。



この日、鳩山は32度の真夏日、近くの"めぐみ幼稚園"の園児らが、農村公園に遊びにきていました。おーい、キミたち、人生はワンツー・パンチだぞ、しあわせに向かって歩いてゆくんだぞぉ~。