2009年6月バックナンバー
「農☆脳」コミュニティのススメ①
norichan
(2009年6月30日 16:59)
なんとも意味不明のタイトルで恐縮ですが、きょうは昨今流行りの"体験農業"と"「脳」業"について考えてみました。結論からいうと、"体験農業"というのは、都会人の脳と心を活性化させる効果・効能があるんじゃないかということです。もちろん、独断と偏見です。茂木健一郎先生にはお叱りを受けそうですが、しばしお付きあいください。
先週の金曜日にわが鳩山町産業振興課主催の「大豆トラスト」事業がスタートし、その第1回目のたい肥散布と種まきが行われました。参加者の約80%は町外の人たち(なかには川口、さいたま市、所沢など遠方からの人たちも)で、団塊世代のご夫婦を中心に、お母さんと一緒に来た20代のお嬢さん、ちいさなお子さんを連れたヤングママもいます。定員30名に対し、応募者は80名近くにのぼり、お断りするのに苦労したそうです。
うずたかく積もったたい肥の山から全員手分けして圃場(ほじょう)に肥料をまき、土づくりを行うことから作業開始です。ほとんどの人がきょう初めてあった人同士のはずなのに、お互い声をかけあい、時に助けあって、はやくも気心しれた"村民"の風情。役場の職員さんたちも一緒になって、和気あいあいといい感じです。
ご主人と一緒に来たという年配のご婦人が木陰でやすんでいたので聞いてみると、「所沢から来ました。自宅の近くで家庭菜園をしています。有機で、なす、きゅうり、トマトなどを作っていて、毎年ご近所にお裾分けするほど収穫できます。ただ大豆はどうしてもうまくいかないので、一から教えてもらおうと参加しました」とのこと。
家庭菜園をしている仲間たちの間でも、それぞれが栽培法をかえたり品種をかえたりして、収穫にどんな差が出るか研究したり、情報交換したりしているのだそうです。農業は奥が深いから、大変だけれど面白い、というのが彼女の意見でした。サラリーマンのご主人は、ぬか床をつくって、きゅうりやなすの漬物づくりを趣味にしているそうです。
そうした話を聞きながら、共同作業をしている人たちの姿を見ていて、「農☆脳」コミュニティという言葉がアタマに浮かびました。
長くなりそうなので、この続きは、次回に。
サイコオントロジー
norichan
(2009年6月29日 11:27)
精神腫瘍学(サイコオントロジー)ってご存じですか。ガンと心の関係を考える医療分野だそうで、きょうのNHKニュースで埼玉医科大学の例が紹介されていました。サイコオントロジーというのは、サイコロジー(心理学)とオンコロジー(腫瘍学)を組み合わせた造語です。日本サイコオンコロジー学会によると、「精神腫瘍医」として専門治療を行っている医師は、国内でまだ数10人程度しかいないとのことです。わたしの家族も数年前に埼玉医大の臨床腫瘍科にお世話になりましたが、当時はまだこの言葉は聞きませんでした。
この春、全国で初めて、「精神腫瘍学」の講座が埼玉医科大学と名古屋市立大大学院に設けられました。ガンが患者や家族の心に与える影響や、心の持ち方と生存期間との関係などを研究し、臨床現場にいかしていくのが目的です。
■埼玉医科大学国際医療センター/精神腫瘍科
http://www.saitama-med.ac.jp/kokusai/division_info/16.html
ガンになった場合、2~4割がうつ状態になるとの報告があります。不安と絶望から生きる意欲を失い、治療に積極的になれない、また抗ガン剤の副作用で体より心の痛みの方が強いと訴える患者さんが多いといいます。そうした患者さんをかかえ、励まし、勇気づける、家族の心労も並大抵ではありません。ガンとの戦いは、患者だけでなく、家族や友人、医療関係者の心身をあげての総力戦です。
先日講演を聞いた、埼玉県川越市の帯津三敬病院の帯津良一先生はサイコオントロジーという言葉は使われていませんでしたが、気功や太極拳のリハビリへの取り入れ、家族も加わった「患者の会」の組織化などは、方法論こそ違え、ガン患者とその家族に対する心のケアの実践といえます。
ちなみに、精神腫瘍学(サイコオントロジー)の専門医は、こんご地域のガン拠点病院にはおかれることになるそうです。
「気」を練る水曜日
norichan
(2009年6月24日 23:37)
今日は新所沢の気功教室へ行ってきました。
所沢市の広報誌に宮坂富子先生(気功教室の指導者)のボールを使った健康体操が紹介されたとかで、新人が4人入会しました。いずれも50代から60代のご婦人です。先日見学した楊名時・健康太極拳の埼玉支部大会の参加者も、女性が7割方でした。わたしの地元にも住民の太極拳サークルが3つありますが、そのうちの2つは代表者は女性です。男性も健康には大いに関心があると思うのですが、気功や太極拳に男性参加者が女性に比べて少ないのはなぜなのでしょう。心理的なバリアがあるんでしょうか。わたしの周囲だけのことかもしれませんが、ちょっと考えてみたいテーマです。それからヨガやピラティス、ウォーキングには若い女性が積極的に参加していますが、気功・太極拳にはやはり少ない。これも残念なことだと常々思っています。
ま、それはそれとして、今日はビギナーのためにベーシックな気功のレッスンで、これまでのおさらいができました。三線放松功(さんせんほうしょうこう)という瞑想と呼吸法を組み合わせた「静功」です。椅子に座った姿勢で、体をリラックスして瞑想し、体の三線(両側と前側、背側)に「気」をおくるイメージを描きながら、息を吸い、静かに息を吐きだしながら松(ソーン)と唱えます。それを両側、前、背と繰りかえして、最後に丹田(おヘソのちょい下あたり)に「気」をおさめます。
つづいて、静功の小周天をおさらいしました。これもやはり椅子に座ったままで、両手のひらをリラックスして開き、その間に「気」のボールをイメージして握り、それを伸ばしたり縮めたりして「気」を練ります。これが終わると、初心者のわたしでも、手のひらが薄いピンクに染まり、うっすらと熱を帯びてくるから不思議です。
気功には、こうした「静功」と、太極拳のように体を動かして「気」を練る「動功」があります。静功は座禅に通じるものがあるのではないかと思っており、来月になったら"ときがわの霊山院"で座禅を組んで確かめてみます。
今日は「動功」のうちの内養功動功「易筋行気法」の三式をしました。まず、天の清らかな気を頭から全身に取り入れ、濁気を地下に排出する"昇清降濁(しょうせい こうだく)"、臥(ふ)して天空の星の輝く気を全身に取り入れる"臥望星辰(がぼう せいしん)"、空にかかる鮮やかな虹の気を取り入れる"気貫長虹(きかん ちょうこう)"です。
今日はこれにて終功となりましたが、富子先生の手のひらが気を発して、うっすらと金粉をはいたように光っているのにはいつもながら驚きます。手を近づけると、ビビッと電流が流れるような「気」のチカラを感じます。ではまた、気功修行のイバラの道をご報告します。
ご一読ありがとうございました。
サイタマノラッパー韓国へ!
norichan
(2009年6月22日 22:48)
6/22(月)の朝日新聞朝刊にうれしいニュースが出ていた。入江監督の「SRサイタマノラッパー」が、韓国・富川で7/16から開かれる富川国際ファンタスティック映画祭に出品が決まったそうだ。
入江監督おめでとう!
200本をこえる上映作品のうち、日本映画は「SRサイタマノラッパー」のほか「少年メリケンサック」「余命1ヵ月の花嫁」「MW-ムウ-」「フィッシュストーリー」など26本。ことしの「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でグランプリを獲得した「SRサイタマノラッパー」が韓国でどんな評価を受けるか、今から楽しみだ。
■「SRサイタマノラッパー」公式サイトhttp://www.sr-movie.com/
春から全国各地でさみだれ公開が続く「SRサイタマノラッパー」だが、6/20(土)から6/26(金)まで渋谷ユーロスペースでリバイバル上映中だ。連日21:05からのレイトショーで、日替わりでトークショーも楽しめる。初日のゲストは三留まゆみさん(ライター/イラストレーター)で大入りの大盛況だったという。また大阪でも、シネヌーヴォXで6/20から6/26まで劇場公開している。
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=206
さらに楽しみなのは、入江監督のふるさと埼玉県深谷市の「深谷シネマ」でも、アンコール上映が決まったことだ。"深谷七夕祭り"に便乗した<入江祭り>の特別企画で7/11から7/18まで開催される。
しかも今回は「ラッパー」だけでなく、なんと入江監督の初期の傑作選「入江悠監督短編集」(計5本・90分)も上映される!DVDも出ていないので、入江ファンならずとも絶対にこの機会は見逃せない。
もちろん、わたしも駆けつけます!
■詳しくは、深谷シネマのホームページで
http://fukayacinema.jp/
「どんぐり山」のサプライズ
norichan
(2009年6月21日 03:16)
きょうは、ときがわ町の池上さんに会いに行ってきました。6月15日にこのブログで書いた「吉武まつ子さんの霊山院・山寺コンサート」をプロデュースした方です。
どんぐり山のふもとの「やすらぎの家」でおいしいうどんをご馳走になりながら、池上さんたち「どんぐり山を守る会」の活動やら池上さんの日々の暮らしやら、趣味の話やらをざっくばらんに聞きました。池上さんの話は、どんぐり山の開墾話にはじまって、座禅会、渓流釣り、鮎釣り、うなぎ釣り、山菜採り、猟友会での鹿や猪狩りと、とどまるところを知らず。
自然と共生したライフスタイルのお手本のような話をうらやましく聞いていると、突如「やすらぎの家がオープンした時、NAC5でPRしたらモーレツに集客できました。マスメディアの力は凄いですね」とか「郵便局時代に、開拓されつくしたときがわマーケットで、顧客20%アップを目標に新規獲得でがんばった」話とか、地元でのビジネス談義がいろいろでたりして、池上さんの話は興味がつきません。いずれ日をあらためて、じっくりお話しを聞いて、インタビュー記事にまとめてみたいと思います。
今日はそのさわり、ということで、「どんぐり山」で目にしたことを写真でお見せします。このどんぐり山は、「守る会」の皆さんが、草木の生い茂った手つかずの山を切り開き、すべて手づくりで、子どもたちのために"遊びと学習の場"をつくりあげたものです。拍手!
■県道172号線を白石峠に向かって走ると、「やすらぎの家」の先に、「どんぐり山」の大きな看板が目に飛びこんできます。

■「どんぐり山」のふもとには梅雨時だというのに、コスモスがきれいに咲いていました。

■どんぐり山の守り神のような巨大なトトロが迎えてくれます。杉の枯葉を集めてつくった、もちろん池上さんたちの手づくりの作品です。

■見晴台、炭焼き小屋ハイキングコース、かぶとむしの生息地サイン、すべて手づくりです。
 
「資源」というものは、以前からそこにあるものばかりでなく、人の知恵と、人の力が新たに生み出すモノであることを、「どんぐり山を守る会」の皆さんは教えてくれます。この"山の学校"で、四季折々に、自然の中から、子どもたちは多くを学んでいくことでしょう。
「鳩豆」メジャーデビュー!
norichan
(2009年6月19日 22:05)
梅雨の合間の夏日和なもので、あっさりしたものが食べたくなって鳩山「美味(あじ)の会」が運営する「旬の花」へ。鳩豆うどん弁当を買っていると、先日取材した小鷹会長さんがニコニコとお出ましになった。三時のおやつに鳩豆ようかんを選んでいると、売れ筋はゆず入りとか。このようかんは100%鳩豆をつかった"大豆ようかん"で、ほどよい上品な甘さと、大豆のほっこりした食感、いかにもカラダによさそうなやさしい喉ごしで、あの"虎屋の羊羹"より、わたしはお奨めだ。
※鳩豆うどん弁当450円、鳩豆ようかん500円
小鷹さんいわく、NHKの朝の連ドラ「つばさ」に「旬の花」がちょこっと出たんだそうだ。残念、「つばさ」は観たり観なかったり、だもんなぁ。鳩豆も、インディーズから、近いうちにメジャーデビューも夢じゃないかもしれないぞ。そういえば先日、鳩山商工会の会合で、役場の産業振興課の方が、朝日新聞の埼玉西部版に鳩山「大豆トラスト」の記事が出たら、あっという間に募集定員をオーバーしてしまった、と嬉しそうにいっていたな。
大豆トラスト運動というのは、市民が大豆生産地の一定区画にお金を出し、農家の協力を得ながら、無農薬、有機肥料で大豆をつくり、枝豆や豆腐やみそにして食べるという運動だ。背景には、遺伝子組み換えでない安全な国産大豆の生産を増やし、その自給率をあげようという大豆生産者と消費者の共通の思いがある。ことしは全国で50ヵ所以上の生産地でおこなわれるそうだ。鳩山町の場合は、役場の産業振興課が独自に企画し、町営「農村公園」内の圃場(ほじょう)をつかって、参加者募集から実施・運営・管理まで行っている、町営プロジェクトだ。
そんなわけで正式には今日(6/19)が「大豆トラスト」募集の締め切り日だったのだが、今さら申し込んでもあとのまつり。朝日に記事が出た6/14(日)の翌日には定員になったらしい。新聞は毎日しっかり読まんといかんよなぁ、と猛反省した次第。産業振興課の担当者の話では役場の広報誌でも募集をしたそうだが、そちらの反響はイマイチだったという。それで、川越の県政記者クラブにリリースしたとか。
それにしても、地元の広報誌でも見過ごしていたとは、埼玉応援ドットネットなんていうドメインは看板に偽りありだなぁ。埼玉応援ズッコケネットですよね。面目ない。トホホな気分です。
アマゾンvs.フリージア
norichan
(2009年6月17日 22:22)
5月末に東松山の合同庁舎に行った帰りに、ぐうぜんカフェ・ギャラリーの「フリージア」を見つけました。いわゆる画廊喫茶というヤツです。わがサイトで"勝手にヨイショ"している「ケロッコ村」を売り込んでみようと、ラッキーにも居合わせた、オーナー経営者のママに相談してみました。県の出先機関との打ち合わせのため、ノートパソコンを持っていたので、百聞は一見にしかず、カエルがモデルのユーモア写真を見てもらうと、ママよりも一緒にいたお嬢さんが気に入ってくれて、即商談成立。6月1日から1ヵ月間、フリージアで無料展示し販売してもらうことになりました。
そろそろ20日間になるので今日偵察に行ってみると、まずまずの成果が出ていて、二見書房刊のケロッコ村写真集「かえるの国へようこそ!」(1200円)は、5册おいて4册売れていました。額入りの写真(四ツ切り2500円)やポストカードも、予想以上の売れ行きとのこと。フリージアは、東松山市の閑静な住宅街にあるカフェ・ギャラリーです。つよくリコメンはしたものの、繁華街立地ではないので、多少の不安があったことも事実です。ですが、アマゾンをはじめとするネット書店のなかでも、営業効率からいったら多分フリージアは上位に食いこむ健闘をしているといっていいでしょう。ネットの時代とはいえ、こうしたリアル店舗での、ぬくもりのある販売もだいじなんだと、あらためて思いました。
 ちなみにフリージアは、カフェの隣でフラワーショップも経営しています。夜になるとアットホームなバーにもなります。カラオケもできるそうですから、一度のぞいてみてはいかがでしょう。
和カフェ「フリージア」
埼玉県東松山市六軒町6-3
TEL&FAX:0493-24-5208
あじさい寺@熊谷市妻沼
norichan
(2009年6月15日 22:58)
お寺の話題が続きますが、ひょんなことから友人と熊谷市妻沼のあじさい寺に行くことになりました。ナビで熊谷あじさい寺と入力しましたが、出てこない。寺の名も、住所も電話も、わからない。いろいろキーワードを変えて検索してみたのですが無理。しかたない、行き当たりばったりで妻沼に入ったら地元の人に聞こう、ということになりました。赤ちゃん連れの若い主婦と初老の女性に聞いたのですが、道順はおおまかに説明してくれるものの、お寺の名前が出てこない。う~んまいった。で、老舗らしき和菓子屋さんに入って尋ねると、手書きの妻沼マップを渡してくれました。A4サイズの1色で、手書き原稿をコピーしたものです。
これが、実によくできている!最近は、地域活性化ということから、各市町村が地元のPRに積極的で、4色刷りのキレイな観光パンフレットがたくさんでています。でもなぜか、カラフルにデザインがおしゃれになればなるほど、どこも似ていて、差別化ができていない印象でした。
その点、妻沼マップは、シンプルで素朴なつくりが逆に目を引きます。手書きの文字もイラストも、ホンワカとしてあたたかく、細かなところまで読ませる工夫が行き届いています。(画像が小さくて、文字が読みにくくスンマセン。)必要にして十分、かなり手練れのクリエイターの仕事と見ました。
妻沼マップに導かれて、あじさい寺(能護寺)へ。五木寛之さんと気功家・望月勇さんとの対談をまとめた「気の発見」という本の中に、「あじさいという花は気が強すぎるから、庭には植えない、とむかしの人は言っていました。だから人家ではなく、お寺やお墓などに植える」とありました。
「気」が強い。そうかなぁ、わたしはホンアジサイや墨田の花火などを見ていると、「乙女のワルツ」という歌を思い出すんですけどね。
♪好きといえばいいのに いつもいえぬままに
月が上る小道を 泣いて帰った
白く咲いてる野の花を つんで願いをかける
どうぞ 愛があなたに とどくようにと
(「乙女のワルツ」作詞:阿久悠)
  
吉武まつ子さん山寺で歌う
norichan
(2009年6月15日 02:36)
霊山院のライブに行ってきました。
禅道場でのライブというのは初めてです。雨あがりで緑が美しく映える境内は、開場30分前から主婦グループを中心に長蛇の列。歴史のある寺だから檀家の奥さんだけでチケットはさばけるんじゃないか、前売り券を持たない(檀家でもない)当方は入場できないんじゃないかと、悪い予感がアタマをかすめるも何とか入場できて開演。おごそかな禅道場は、奥さんがたの華やいだおしゃべりでみちあふれ、60畳ほどの道場は300人ちかい観客でいっぱい。一日2回公演ですから、ざっと見積もっても500人以上の入場者はかたそうで、これはもう大成功でしょう。ちなみに、チケット代は2000円也。
 お寺というのは娯楽や文化を担うコミュニティ施設でもあることをあらためて再認識しました。檀家という"固定客"もいるわけですし、その奥さんたちの口コミもあるから集客はラクだよなあ、などと罰当たりな思いもアタマをかすめます。禅寺という特殊なシチュエーションで、吉武さんがメゾソプラノで歌う「千の風になって」とか「宵待草」とか「ふるさと」とかを聞いていると、胸に熱いものがこみ上げてきます。童謡メドレーを奥さんがたが声を張りあげて歌っている姿も、なかなかに感動的でありました。
アンコールまでいれて1時間半のライブでした。主催者の「どんぐり山を守る会」の池上さんにお会いするのを楽しみにしていたのですが、超お忙しそうでしたので名刺交換だけして失礼しました。この山寺コンサートは、年1回やっているそうで今回は3回目。過去には「津軽三味線」と「二胡」のコンサートをしたそうです。
この次は、池上さんが世話人をしている「座禅の会」に参加しようと思っています。
和尚さんは川越観光協会長
norichan
(2009年6月14日 08:57)
お寺さんが頑張っています。都幾山の中の禅寺コンサートの次は、小江戸川越観光協会の新会長に蓮馨寺(れんけいじ)の住職、粂原恒久さんが就任したというニュースです。朝日新聞埼玉版にでていました。(2009.6.5)
記事によれば、蓮馨寺では境内のホールでクラシック演奏会や落語会が催され、毎月8日の縁日には大道芸や講談を楽しめるのだそうです。もともと、神社やお寺ではその成立の当初から、いろいろな歌舞音曲が神や仏に奉納されてきました。その流れからすれば、布袋寅泰が東大寺でロックコンサートをやるのもごく自然なわけです。
粂原恒久さんの話(朝日新聞記事より) 「街中にあるこの寺は、人々を助け、人生を豊かにするためにある。ここは国民の財産。我々は一時期の管理人にすぎません。」
思えば子どもの頃、お寺の境内は子どもたちの格好の遊び場であり、夏の夜には胆だめしの会場にもなりました。一方では、小学生低学年の子らを集めて和尚さんが習字や行儀作法などを教えてもいました。"エンタメ寺子屋"のコミュニティだったような気がします。
ひょっとすると地域活性化のカギのひとつは、地元の歴史に燦然と輝くお寺さんが握っているのかもしれません。ちなみに川越には仏教会所属だけで約50の寺があるんだそうです。
「千の風」を禅寺で聞く
norichan
(2009年6月13日 22:58)
明日が楽しみです。
ときがわ町にあるわたしの大好きな禅寺「霊山院(りょうぜんいん)」のコンサートに行きます。ここは1300年の歴史をもつ慈光寺の塔頭(たっちゅう)で、東国最古の禅寺です。その座禅堂で、昨年旅立たれたご住職"良演さん"を偲んで1周忌の記念コンサートがあります。出演は、良演さんが生前親しくしていたメゾソプラノ歌手の吉武まつ子さん。吉武さんが、良演さんが好きだったという歌をうたい、ピアノ(山崎範子さん)とコントラバス(岩崎鮎夏さん)が伴奏する趣向です。曲目は、千の風になって・この道・宵待草・浜千鳥・川の流れのように・・・などです。
座禅堂でのコンサートがどんな感じになるのか、想像をこえた楽しみがあるのですが、実はもうひとつ、このコンサートの主催者である「どんぐり山を守る会」の池上克巳さんにお会いする楽しみもあります。電話でお話ししただけなのですが、霊山院で座禅の会を35年間も世話役として続けてこられたり、竹炭をつくったり、地元でさまざまなボランティア活動をしたり、と電話の向こうから聞こえてくる声は聞いているこちらを元気にするような朗らかさと暖かさにあふれていました。無給のボランティア仲間をねぎらうために、猪や鹿をとって一杯やることもある、と大笑いしていました。豪傑です。で、たぶん、とても繊細な人だとも思います。禅寺コンサートと池上さん、明日が楽しみです。

熱中時間
norichan
(2009年6月 7日 18:27)
昨日、「ケロッコ村」の溝呂木さんがNHK BS2の午後6時からの番組「熱中時間」に出た。年齢、性別を問わずなにかに熱中している人を全国から探してきて紹介する番組だ。昨日は、変わったものを撮り続けているアマチュア写真家の特集だった。擬人化したアマガエルのユーモア写真を撮る溝呂木さんの他には、形がユニークでスタイリッシュなエスカレーターばかり撮っている女性、懐かしの牛乳箱を北海道から沖縄まで追いかけている人、まつりの山車に魅せられて撮り続けている人、4人の作品が紹介されていた。
エスカレーターの女性は、憧れのエスカレーターを追ってパリまで撮影旅行に行ったというから凄い。だが圧巻は、なぎら健壱がレポーターをしていた溝呂木さんの「ケロッコ村」だった。ぴょんぴょん飛び跳ねるアマガエルに手を焼きながらの撮影は、それ自体がひとつのドラマで心温まるものだった。純粋に自分の興味と趣味のために、なんの見返りも求めず突き進む彼らの情熱は、感動的ですらある。こうした無名のクリエイターは、ジャンルを問わず、全国にたくさんいるに違いない。こうした"作家"ばかり集めて、勝ち抜きクリエーティブ・バトルをやったらどうだろう。草の根から、新しいカルチャーの芽が育つかもしれない。
ちなみに溝呂木さんの"撮影スタジオ"の隣にはバラ園が、その向こうにはハナショウブの花園がひろがっています。それはもう、天国のスタジオです。
(撮影場所:埼玉県川島町「平成の森公園」)

帯津良一先生のおはなしを聞く
norichan
(2009年6月 6日 22:56)
今日はわたしが師事している新所沢・気功教室の宮坂先生のお招きで、日本健康太極拳協会埼玉県支部の交流会に行ってきました。宮坂先生は埼玉県支部の支部長をなさっていて、埼玉支部の会員さんは約2500人とのこと。ちなみに全国では1万人を超える会員がいるそうです。会場となった尚美学園大学・2000年記念館は、楊名時太極拳の道衣を着た人たちでいっぱい。静かな中にも、凛とした熱気につつまれ、楊名時・八段錦太極拳の演舞には参加できず見ているだけの当方も、たくさんの「気」をもらい、「気」の高まりをおぼえるようでした。 謝謝。

この日、特別ゲストとして埼玉県支部最高顧問の帯津良一先生がスピーチをなさいました。帯津先生はご存じの方も多いと思いますが、西洋医学に中国医学や代替医療を取り入れた、ホリスティック医学の権威であり、埼玉県川越市の帯津三敬病院の名誉院長をなさっています。帯津三敬病院では、がん患者などの治療に気功や太極拳、漢方、ホメオパシーなどの代替療法を積極的に取り入れており、患者さんやご家族による「患者の会」を組織して、ユニークなこころのケアも行っています。
前々から一度おはなしを聞いてみたいお医者さんでした。
医学博士、日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長といったいかめしい肩書とはウラハラに、素顔はとてもチャーミングで、ユーモアをまじえた柔らかな語り口にぐんぐん引き込まれます。最初に、「60代が人生でいちばん素晴らしいと思っていたけれど、70代になって、いや70代が最高だなと思い直しました。その証拠に、酒がますますうまくなってきた。夕べも飲み過ぎて、今日はちょっぴり二日酔い状態」と笑わせてくれました。
帯津先生のおはなしの中で、「養生と医療の統合をめざしてホリスティック医学を追い求めているが、まだ手にしてはいない、道半ば」「太極拳の修行を38年続けてきて、40年がひとつの目標だったけれど、まだまだ50年はやり続けたいと思っている」「他力と自力を統合するものが気功で、太極拳は気功の一部であり、ひとつひとつの動きが経絡に気をとおすように考えられた、とてもよくできた気功法だと思う」といった、尽きることのない帯津先生の探求心と情熱にアタマが下がる思いでした。ブリュッセルで「ホメオパシーと気功」についての講演をしたところ、スペインやロシア、ポーランドなどから講演依頼がきて、医療と養生の両輪として、ホメオパシー、気功が西洋医学会でも注目されていることを強調なさっていました。
また、先生は、現代人の生き方とか養生法、予防医学などに関する本もたくさん書いています。「達者でポックリ。」とか「死を生きる。」「大養生―スピリチュアルに生きる」といった魅力的なタイトルが並びます。新刊は、五木寛之氏と共著の「生きる勇気 死ぬ元気」というこれまた、面白そうな本です。「自力と他力の統合というのは五木さんも言っているので、わたしは他力と自力の統合にした」と笑っておられました。30分ほどのスピーチでしたが、この春に新築された帯津三敬病院の道場のことなどにもふれられ、ホリスティック医療や統合医療、それに果たす気功、太極拳の役割などについて、たくさんの気づきや示唆をいただきました。
がんばれ!「深谷シネマ」
norichan
(2009年6月 2日 22:34)
「SRサイタマノラッパー」が縁でお知り合いになった「深谷シネマ」の竹石理事長が、5月28日の埼玉新聞に出ていました(下の写真)。いよいよ「七ツ梅酒造跡」への深谷シネマの引っ越しが始まるんだと、深谷シネマ誕生の経緯を知るものとして心からの拍手をおくります。竹石さんの穏やかな笑みを浮かべた、誇らしげな姿が、とても印象的です。
「深谷シネマ」のキャッチフレーズは、まちの映画館。運営しているのはNPO法人の市民シアター・エフです。1999年に立ち上げた"県北にミニシアターを!市民の会"が、その前身です。
映画に賭ける竹石さんら深谷市民の情熱を、行政や商工会議所、会員企業があと押しするカタチで、2002年に旧さくら銀行跡地にオープンしました。日本初のコミュニティシネマです。
それから7年、市民が観たい映画をアンケートをとって上映したり、インディーズフィルムフェスティバルなどの映画祭を開催したり、深谷フィルムコミッション活動の中核を担ったり、深谷を舞台にした青春映画「傘」「SRサイタマノラッパー」の制作協力をしたり・・・と、これまでの映画館の常識を破った多彩な活動をしてきました。そしていよいよ、元禄7年創業の歴史的建造物「七ツ梅酒造跡」へ来年3月に移転し、新生「深谷シネマ」がスタートします。こんどは、いったいどんな映画のサプライズを見せてくれるのか、いまからとても楽しみです。
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