経済産業省が、地域の特色ある食材を全国へ紹介して、販売拡大につなげる「地域プロデューサー」の募集をはじめたそうだ。なにをいまさらの感なきにしもあらずだが、やらないよりはやった方がいいに決まっている。生産者は忙しいし、市場のニーズやトレンドを日々ウォッチするのは大変だからだ。
しかしなにやら、"地域活性化"を上っ面だけなぞっただけの、キャッチフレーズ先行で、中身がよくみえない。それに「地域プロデューサー」と大上段に構えたのはいいが、早い話が地元食材をレストランや商店に売り込むPRマンないしはセールスマンではないか。
「地域プロデューサー」というのは、地域の歴史や文化、有形・無形の資産、眠っている可能性、将来のコミュニティ像などまで目配りしながら、地域のグランド・デザインを構想する人に与えるべき肩書と思うのだがいかがだろう。
「地域プロデューサー」の募集は、経済産業省が提唱する"農工商連携"の一環だそうだ。「にっぽんe物産市プロジェクト」というのが、この事業の名称である。これもコトバ遊びの感がするのだが・・・。
13日から東京や大阪など全国9ヵ所で説明会が開かれるらしいが、東京会場は応募が殺到して、急きょ追加開催するほどの盛況だという。
■平成21 年度にっぽんe 物産市プロジェクト 公式サイトhttp://www.ebussan.com/