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祭のあと
norichan (2009年9月 2日 17:57)

2009年の夏は、個人的な印象としては嵐の前の静けさのような、弛緩した空気の中にどんよりと不安を助長する、こころ安からぬ季節であった。土日によく雨が降り、楽しみにしていた近隣の花火大会が、大輪の花を雨でしぼませていたし、地元の夏祭りも雨の気配に怯えながらの盆踊りとなった。この季節に新型インフルエンザのワクチンの確保が問題になることも、尋常な話ではない。

エコカー減税でハイブリッドカーは売れているらしいが、減税措置のなくなる来年度はどうなるのだろう。盆の帰省シーズンに大渋滞した高速道路の週末1000円乗りホーダイは、民主党政権のフリーハイウェイ構想でどうなるのだろう。ETCメーカーも、JRも、エアラインも、船舶会社も肝を冷やしているだろう。デパートの売り上げは落下の一途だし、スーパーやコンビニも、ひと頃の元気はない。ファストファッションやドンキホーテ、安売り家電量販が、デフレの波を招き寄せているようにみえる。

なんだか世の中、どんどんシュリンクしていく感じ。

そして、この夏は、自民党があっけなく散った政治の季節でもあったが、政策論争そのものは限りなく心太(ところてん)のようで、歯ごたえも噛みごたえもなく、小雨のけむる投票日にニッポンの未来はかすんで見えた。

梅雨が明けぬ間に秋が来たような、なんとも居心地の悪い季節の中で、なにか自分なりのChangeの手がかりをつかみたいと、9月1日から池口恵観大阿闍梨の般若心経(読経CD)を聞いて、朝夕に唱えることを日課と決めた。
これが意外や、カラオケでHIDEのTELL MEを音程はずして歌うのと同じ快感が得られ、ひとり悦に入っている。  合掌 

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