NHK日曜朝の「産地発!たべもの一直線」で、ドラゴンフルーツが紹介されていました。南国のフルーツとばかり思っていたドラゴンフルーツが、雪深い奥飛騨で栽培されていることにビックリ!実直さとロマンチシズムを併せもったような生産者の渡辺さんが、愛情をこめて語る栽培のご苦労やら喜びやら、周囲の皆さんとの支えあいに、キャスターの永島敏行さん、ゲストの相田翔子さんともども感心もし、感激しました。
渡辺さんがドラゴンフルーツに出会ったのは数年前にいったアメリカでの農業研修だったそうです。そこで大きな衝撃を受け、南国のフルーツをなんとか奥飛騨でつくれないだろうかと、温泉を使った床暖房システムの導入など研究を重ね、奥飛騨温泉郷で2007年からハウス栽培をスタートさせました。
ドラゴンフルーツの名前の由来は、果実の表皮が龍(ドラゴン)のウロコに似ていることからきています。果肉はみずみずしく爽やかな甘さがあり、ビタミン豊富で低カロリーだそうです。残念ながら、わたしはまだ食べたことがありません。右の写真・上が果実で、下は花です。花は月下美人に似ているそうです。(写真:渡辺さんの会社「農業生産法人 有限会社 FRUSIC(フルージック)」のホームページより)
奥飛騨温泉郷では今、このドラゴンフルーツを温泉街の新たな観光資源として、料理やお菓子、ジャムなどのレシピ開発を進めているのだそうです。寒冷地の奥飛騨と南国フルーツの意外な組み合わせ。こうしたクリエイティブな発想と新しいストーリーづくりが、地域を元気にするエンジンなのだということをあらためて感じました。
渡辺さんの会社のネーミング「FRUSIC(フルージック)」というのもユニークかつクリエイティブです。
ホームページによれば、「FRUSICは、栄養価抜群のトロピカルフルーツを栽培しています。"音楽を聴きながら育ったフルーツを、好きな音楽を聴きながら食べる"そんな生活を想いながらFRUITS+MUSICでFRUSIC(フルージック)と名づけました。(中略)農業は芸術です。そこには、神秘的で儚さや美しさなど存在します。そんな農業に魅了されながら、栽培できる私たちは幸せです。」