どーでもいいことかもしれませんが、近所のスーパーでCoke500mlが93円になりました。先行したのはマミーマート坂戸入西店です。先日買い物に行ってみると、98円から一気に5円!値下げしていました。その理由が、実にふるっています。通常、定番の売れ筋ドリンクは冷蔵ショーケースに並んでいますが、値下げしたCoke500mlは常温のシェルフに他のドリンクと一緒に陳列されていました。棚にPOPがついていて、「環境に配慮したため(電力を使わないので)冷えていませんが、その分お安くしました」。あっぱれ!とCoke好きのわたしは、思わず拍手してしまいました。売り場責任者の方がいたら握手を求めたかもしれません。
とはいえ、「環境」はもちろん方便で、狙いは地域一番店をめざしてプライスリーダーになろうという腹づもりなのでしょう。そんな本音はともかく、鳩山首相が国連気候変動サミットで演説した「温室効果ガス25%削減」の国際公約にめざとく反応するあたり、なかなかのものです。
さらに、売り場全体もChangeして、とくに野菜売り場と鮮魚コーナーのクロスマーチャンダイジングを意識した客導線は、買いやすく提案性もあって気に入りました。野菜と魚は健康メニューを作りやすいし、秋は魚が安くてうまいし、何よりこれからは鍋の季節ですからね。
マミーマート坂戸入西店、アタマひとつリードした感じです。
それに対し、わが最寄りのスーパーKY(価格安く)の西友も、昨日行ってみるとCoke500mlが98円から93円に値下げされていました。こちらは98円に×をつけた、いわゆる赤札セールです。KYの意地で価格を下げたのでしょうが、マミーマートのように何か気の利いた"値下げの大義"みたいなものが欲しかった気がします。ウォールマートがバックなのだから、新味はないけれど「緊急円高差益還元」とするか、「日米KY条約締結宣言」でも打ち出すか、マミーマート坂戸入西店に対するカウンターメッセージが欲しかったですね。
値下げ競争は、消費者にはもちろんありがたいけれど、消耗戦で経営が立ちゆかなくなってお店がクローズしたりすると、それはそれで困るし、とりわけ遠くまでクルマで買い物に行けないお年寄りの皆さんに不便です。価格だけではない、その店ならではのオンリーワンの魅力づくりで"小売りの覇権"を競って欲しいと切に願います。