埼玉県鴻巣市の荒川河川敷は、この季節になると一面コスモスのフラワーパークになります。6万平方㍍を超える畑に約800万本のコスモスが咲き誇り、訪れる人をパステルカラーの楽園気分にしてくれます。わたしも毎年、ここのコスモスを見て深まりゆく秋の気配を五感で感じ、楽しんでいます。
今年も見ごろを迎える10月24(土)、25(日)に「コスモスフェスティバル」が開かれます。屋台やフリーマーケットなども出ることから、子どもたちや家族連れに人気で、市内、市外からの大勢の花見客で賑わいます。
そこで今年の開花状況をみようと、昨日ロケハンに行ってきました。もう七分咲きくらいだろうと土手の上から眺めてみると、ちょっと様子がおかしい。例年の赤、白、ピンクのじゅうたんを敷きつめたような華やぎがありません。近づいてみると、先日の台風18号で強風に倒れたり折れたり、花が落ちたりしているのが原因でした。可憐な花だけになおさら痛々しく、無惨で、カメラ片手の人たちも、皆さん一様に落胆して、言葉少なでした。

コスモスの 痛みがわかる 年となり
ちいさき怒りに 立ちつくすキミ (norichan)

市の方でも「コスモスフェスティバル」までには何らかの手当てをして、コスモスたちに満面の笑顔を取り戻させてくれるでしょう。そう願っています。