インターネット調査会社「マクロミル」(東京)の調べでは、日本の未来について、新成人の8割が「暗い」とする一方、自分の未来は6割が「明るい」と思っているのだそうです。(昨年12月下旬実施、有効回答516人)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100109-00000068-jij-soci
『日本の未来に関しては、17.8%が「暗い」、61.4%が「どちらかといえば暗い」と回答。理由としては「景気が悪くなる一方で、年金問題などの解決のめどが立たない」や「政権交代でも、特に大きな変化がない」などの声が寄せられた。
一方、自分の未来については「明るい」が8.9%、「どちらかといえば明るい」も51.4%を占め、全体の6割が楽観的な見通しを示した。理由として挙げられたのは、「これから何でもでき、可能性がいっぱいある」「明確な目標がある」などだった。』
一昨年来の世界同時不況と暗い世相の中にあっても、なお自分を信じ前向きに生きていこうとしている、頼もしいニッポンの若者たちの姿がかいま見えます。成人式の今日、ニュースや特番でそんな新成人たちの、しなやかで、至極まっとうな生活と意見に随所でふれることが出来、未来がちょっぴり明るくなった気がしました。
なかでも出色だったのは、NHK総合の特番"新成人へ向けてのメッセージを音楽とドキュメントでつづる「みんな、20歳だった」"です。高校時代の同級生同士で結婚して大好きな牧畜業をはじめるカップルや、DV・離婚の苦悩を乗り越え幼子と懸命に生きる20歳のシングル・マザーなど、さまざまな新成人が紹介されていましたが、ナレーターのIMALUがナビゲートするミュージシャンと楽曲のセレクトも素晴らしく、感動的でした。
わたしの好みでは、倖田來未の「You're so beautiful」、天平の「Like a Bird」、ji ma maの「大丈夫」がサイコーでした。天平とji ma maは、恥ずかしながらはじめて知ったミュージシャンでした。
資料によれば、天平さんは、N.Y.在住で世界も注目する気鋭のコンポーザー・ピアニスト。"ガテン系ピアニスト"としてユニークな存在だそうです。「Like a Bird」は、彼の2ndアルバム「翼」に入っています。インタビューで、「ピアノは自分にとっての翼、翼=ピアノがあれば、世界どこへでも自分の好きなところへいけます」と語っていました。20歳のキミたちも、なんでもいいから自分の、自分だけの翼を持ちなさい、というのが天平さんのメッセージだったような気がします。
ji ma maさんは、沖縄在住のシンガーソングライターで、ji ma ma(=自侭)とはわがまま、地のまま、自由奔放といった意味だそうです。はかなさと強さを合わせ持ったような歌いぶりがとても印象的でした。番組を観ながら、『はてオレの20歳は、どうだったろう?あの夢、この夢は、いったいどこへ行っちまったんだろう?』と、まあ反省しきりでした。