2010年12月バックナンバー
去りゆく年を顔振峠で振り返って
norichan
(2010年12月29日 18:48)
埼玉県・奥武蔵の飯能市と越生町の境に、顔振峠(こうぶりとうげ)という風光明媚なところがあります。峠の案内板によれば、平安時代に義経、弁慶の主従が、その景観のあまりの美しさに何度も振り返ったことから、その名前がついたといわれています。
お天気次第では新宿副都心の高層ビル群や富士山が眺望できるとのことですが、今日は晴れてはいたものの、ちょっと霞がかかっていて富士山は見えませんでした。
政治の世界は相変わらずの迷走状態で、ソーリの顔が変わっても、ドロ舟に乗っているような一年でした。彼らを国会に送り出したのは我々有権者なのですから、彼らを歓呼の声で迎えたマスコミ含めて、これがニッポン国のレベルなのかもしれません。
日々新聞で彼らの軽挙妄動や無策、失言、居直り、内輪もめを見るにつけ、ウンザリするやら情けないやらで、12月15日をもって朝日新聞の購読をやめました。
本紙よりも分厚い折り込みチラシを処理する手間もはぶけ、すっきりしました。これからは読みたい、知りたい記事だけをピンポイントでネットで検索して、"世の中"とつながっていこうと思っています。TwitterやFace Book、iPhoneやiPadなどの登場によって、ブロードキャストに対するスタンスを各人で自由に決めて、情報を使いこなす時代がやってきたのではないでしょうか。
ところで、クソな政治家に導かれるニッポンの2011年は、いったいどんな年になるのでしょうね?
堂平山頂でメリークリスマス!
norichan
(2010年12月25日 23:43)
クリスマスイブにふと思いついて大好きな堂平山(埼玉県ときがわ町)に夜景を見にいきました。夜景見物など去年の秋に行った北海道の「札幌・藻岩山」「函館」以来です。堂平の夜景がキレイというのは、観光パンフレットの片隅に1行で簡単に紹介されていただけなので、あまり期待はしていませんでした。
イブの夜から急に風が出て気温が下がり始め、山頂の体感温度はほぼ0度。寒さで手がかじかんでしまい、カメラ操作もままなりません。下の写真は、いずれもハンディカムで撮った動画をスチルにしたものなのでショボく見えますが、肉眼で見る夜景は素晴らしいもので感激しました。人っ子一人いないシチュエーションも、(ちょっと恐かったですが)ロマンチックでした。以前に撮った写真とあわせてご覧ください。
☆標高876m、堂平山頂のモニュメントです。

☆山頂には東京大学が使っていた天文台があります。現在は「星と緑の創造センター」として、ときがわ町が管理しています。毎月第2、第4金曜日には、星空観望会が開催されています。(1・2月はお休み)

☆ほぼ同じ位置から撮った昼と夜の対比写真です。



三味線とiPhone
norichan
(2010年12月20日 10:08)
ボクの性格を自己診断すると、キャラなしキャラ、トレンドフォロワー、寄らば柳のカゲみたいなところがあって、早い話が世の中のフワフワしたストリームに影響されやすい。風呂上がりのマシュマロマンみたいなヤツだなあ、と思ったりもする今日この頃です。
今年は夏の猛暑の中で見た「坂戸よさこい」と「秩父音頭まつり」に胸キュンとなり、サンバもいいけど日本人はやっぱ民謡だよね、とJapanese Classical Folksongに突如!めざめてしまいました。この春から習いはじめた和太鼓の、夏の盆踊りでの出張演奏も、多少は影響していたのかもしれません。
※「坂戸よさこい」「秩父音頭まつり」の動画をYouTubeマイチャンネルにアップしていますので、ご覧ください。
-「坂戸よさこい」
http://www.youtube.com/watch?v=q3zSrnoL49o
-「秩父音頭まつり」
http://www.youtube.com/watch?v=s9UyTBd0ty4&feature=related

で、物置で埃をかぶっていた三味線を取りだし(5~6年前に新内のお師匠さんから端唄を習っていました)、秩父音頭にチャレンジしようと思ったわけです。秩父音頭まつりでは太鼓・締太鼓の囃子が主体で三味線は使われていませんが、マシュマロマンにはそんなことはどーでもよく、♪花の長瀞 あの岩畳~♪を三味線で弾く、そのイメージを思い描いただけでココロがコロコロふくれてきます。
ツテを頼りにわが町の民謡サークルを捜し、この12月から入会してチントンシャンをスタートしました。調弦は三弦専用のチューナーを価格.comで入手してばっちり、夜の練習は忍び駒という消音ツールがあるので近所迷惑にもならず、安心。これなら24時間練習できると、勇んで先生に「秩父音頭」をおねだりし、譜面をいただいたのですが、歌を聴くのとシャミを弾くのとでは大違い。これが、超むずかしい。なにより数年のブランクがあるので、バチさばきが思うにまかせず、出るのは不協和音のみ。「秩父音頭」は来年のお楽しみと早々にあきらめ、課題曲の「喜代節」(秋田民謡)に取り組んでいます。
ここでようやくiPhoneの登場となります。
昨今のスマートフォン人気にココロ騒いで、またツイッターやFace Bookへの好奇心もあって、長年使ってきた携帯電話を、先月iPhone4に換えました。soft bankの例の月月割という得体の知れない料金システムで端末0円というのも魅力でした。
ツイッターもFace Bookもまだアカウント登録したばかりで大して使っていませんが、インターネットが外出先でさくさく使えるのは感動的です。家にいても無線LANでBフレッツが使えますから、ネットの閲覧はiPhoneですませることが多くなり、PCを起動する機会が大幅に減りました。
最近は「喜代節」の動画をYouTubeで見ながら三味線の稽古をしています。先生から三味線の基本を教わり、弾きたい曲の譜面さえあれば、あとはiPhoneを使った"通信稽古"でそこそこやっていけそうです。そして会の仲間とのコミュニケーションも、Face Bookで盛り上がれそうです。これからは地域コミュニティの中で、ツイッターやFace Bookが"オープンカレッジ"や"集会所"、"縁側"の役割を果たしてくれるかもしれません。
映画「闇の列車、光の旅」を深谷シネマで・・・
norichan
(2010年12月19日 18:31)
久しぶりに深谷シネマに行きました。最近は、「悪人」も「キャタピラー」も近くのシネコンで観ました。タランティーノやコーエン兄弟、ジャームッシュの名を世に知らしめたサンダンス映画祭で、監督賞を受賞したこうした注目作でも、意外にシネコンで上映されることがありません。深谷シネマ支配人の竹石さんの"こだわり"から生まれた埼北オンエアです。ありがたいことです。
※「キャタピラー」は、シネコンで観たあとに深谷シネマでも上映し、若松孝二監督がトークショーで来館することをあとで知りました。若松監督がどんなお話しをするのか興味はありましたが、映画そのものにボクは疑問符だったのでパスしました。「キャタピラー」を反戦映画としてでなく、江戸川乱歩の「芋虫」の視点で、監督が70代になって到達したエロスの世界を語ってくれるのだったら喜んで行きもしたのですが。。。
で、映画「闇の列車、光の旅」ですが、ストーリーを要約すると(「ぴあ」より)
サイラは故郷ホンジュラスを離れ、父親と叔父と共に約束の地=アメリカをめざしていた。不法移民たちでひしめきあう列車の屋根の上で、彼女はカスペルというストリート・ギャングの青年と出会う。彼は列車強盗団の一員だったが、サイラに暴行を加えようとしたボスを殺してしまい、仲間から追われる身に・・・。
映画のカテゴリーとしては、中米の貧困、格差、そこから生じる不法移民の実態、若者たちのストリート・ギャングへの転落といった、社会派ドラマとしての色彩が濃厚です。監督は、日系のキャリー・ジョージ・フクナガ。実にこれが第一回長編監督作品とのことです。グアテマラからメキシコを縦断しアメリカに向かう列車の屋根の上で進行する、一風変わったロードムービーです。貧困にあえぎ、貧困から抜け出そうとする、過酷な移民のエクソダスの現実をリアルに描きながらも、ボクがこの映画で印象に残ったのはストリート・ギャングのカスペルと彼をめぐる二人の女性でした。より厳密に言うと二人の"女優さん"でした。サイラ役のパウリーナ・ガイタン、カスペルの恋人でギャングのボスに襲われ逃げようとして頭を石にぶつけて死んでしまうマルタ役のディアナ・ガルシアです。どちらもメキシコの女優です。
カスペルのどん底の生活の中で、一縷の光明であったマルタとの恋、そして辛い逃避行の中でサイラがカスペルに寄せる淡い恋心、それを繊細に演じる二人の女優さんの存在感が、この映画を社会派ドラマを超えたエンタテイメントにしているような気がしました。
フクナガ監督の次回作は、英ルビー・フィルムとBBCフィルムとの共同製作(予定)の「ジェーン・エア」だそうです。確固たる意思を持った、強く逞しい女性像を、メキシコの女優さんを使って見せてほしいなと思います。
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