去年の元旦の午前0時、永源寺(埼玉県坂戸市)に初詣に行って、「さかど太鼓」の奉納演奏を見て感激し、春からおそるおそるのバチさばきで太鼓を叩き始めました。あれから1年、今年の元旦は、生まれて初めて奉納太鼓をみずから打って新年を迎えました。
白い地下足袋を通して立ち上る冷気は、しんしんとカラダを駆け上がります。しかし、除夜の鐘が打ち終わるのと前後して轟く太鼓の音が、寒さも、居並ぶ初詣客の目も忘れさせ、忘我の境地に誘ってくれます。この、バチを握る掌から全身に広がっていく高揚感は、これまで味わったことのない"至福"でした。
深夜の寺の境内、ライトアップされ暗闇に浮かび上がる大小の太鼓、シャーマニズムの儀式のような太鼓の響き、見まもる群衆の歓呼の声、リアルでありながら非日常の熱を帯びた空間がそこに広がります。PCゲームで「太鼓の達人」というのが人気だそうですが、若い人たちにはバーチャルではなく、リアルな太鼓打ちを絶対におすすめします。鼓膜を揺るがすリズムが、チームの仲間との濃密な太鼓ミュニケーションが、きっと明日への元気と活力を注入してくれます。
永源寺での奉納太鼓は、午前0時から約1時間、アンコールのリクエスト付きでめでたく終了しました。
迎えた2011年、そこそこでいいから、いい年にしたいなぁ。
◆「さかど太鼓」のオフィシャルブログ
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