「気功・太極拳」カテゴリー・最近のほぼ一日一話
「気」を練る水曜日
norichan
(2009年6月24日 23:37)
今日は新所沢の気功教室へ行ってきました。
所沢市の広報誌に宮坂富子先生(気功教室の指導者)のボールを使った健康体操が紹介されたとかで、新人が4人入会しました。いずれも50代から60代のご婦人です。先日見学した楊名時・健康太極拳の埼玉支部大会の参加者も、女性が7割方でした。わたしの地元にも住民の太極拳サークルが3つありますが、そのうちの2つは代表者は女性です。男性も健康には大いに関心があると思うのですが、気功や太極拳に男性参加者が女性に比べて少ないのはなぜなのでしょう。心理的なバリアがあるんでしょうか。わたしの周囲だけのことかもしれませんが、ちょっと考えてみたいテーマです。それからヨガやピラティス、ウォーキングには若い女性が積極的に参加していますが、気功・太極拳にはやはり少ない。これも残念なことだと常々思っています。
ま、それはそれとして、今日はビギナーのためにベーシックな気功のレッスンで、これまでのおさらいができました。三線放松功(さんせんほうしょうこう)という瞑想と呼吸法を組み合わせた「静功」です。椅子に座った姿勢で、体をリラックスして瞑想し、体の三線(両側と前側、背側)に「気」をおくるイメージを描きながら、息を吸い、静かに息を吐きだしながら松(ソーン)と唱えます。それを両側、前、背と繰りかえして、最後に丹田(おヘソのちょい下あたり)に「気」をおさめます。
つづいて、静功の小周天をおさらいしました。これもやはり椅子に座ったままで、両手のひらをリラックスして開き、その間に「気」のボールをイメージして握り、それを伸ばしたり縮めたりして「気」を練ります。これが終わると、初心者のわたしでも、手のひらが薄いピンクに染まり、うっすらと熱を帯びてくるから不思議です。
気功には、こうした「静功」と、太極拳のように体を動かして「気」を練る「動功」があります。静功は座禅に通じるものがあるのではないかと思っており、来月になったら"ときがわの霊山院"で座禅を組んで確かめてみます。
今日は「動功」のうちの内養功動功「易筋行気法」の三式をしました。まず、天の清らかな気を頭から全身に取り入れ、濁気を地下に排出する"昇清降濁(しょうせい こうだく)"、臥(ふ)して天空の星の輝く気を全身に取り入れる"臥望星辰(がぼう せいしん)"、空にかかる鮮やかな虹の気を取り入れる"気貫長虹(きかん ちょうこう)"です。
今日はこれにて終功となりましたが、富子先生の手のひらが気を発して、うっすらと金粉をはいたように光っているのにはいつもながら驚きます。手を近づけると、ビビッと電流が流れるような「気」のチカラを感じます。ではまた、気功修行のイバラの道をご報告します。
ご一読ありがとうございました。
帯津良一先生のおはなしを聞く
norichan
(2009年6月 6日 22:56)
今日はわたしが師事している新所沢・気功教室の宮坂先生のお招きで、日本健康太極拳協会埼玉県支部の交流会に行ってきました。宮坂先生は埼玉県支部の支部長をなさっていて、埼玉支部の会員さんは約2500人とのこと。ちなみに全国では1万人を超える会員がいるそうです。会場となった尚美学園大学・2000年記念館は、楊名時太極拳の道衣を着た人たちでいっぱい。静かな中にも、凛とした熱気につつまれ、楊名時・八段錦太極拳の演舞には参加できず見ているだけの当方も、たくさんの「気」をもらい、「気」の高まりをおぼえるようでした。 謝謝。

この日、特別ゲストとして埼玉県支部最高顧問の帯津良一先生がスピーチをなさいました。帯津先生はご存じの方も多いと思いますが、西洋医学に中国医学や代替医療を取り入れた、ホリスティック医学の権威であり、埼玉県川越市の帯津三敬病院の名誉院長をなさっています。帯津三敬病院では、がん患者などの治療に気功や太極拳、漢方、ホメオパシーなどの代替療法を積極的に取り入れており、患者さんやご家族による「患者の会」を組織して、ユニークなこころのケアも行っています。
前々から一度おはなしを聞いてみたいお医者さんでした。
医学博士、日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長といったいかめしい肩書とはウラハラに、素顔はとてもチャーミングで、ユーモアをまじえた柔らかな語り口にぐんぐん引き込まれます。最初に、「60代が人生でいちばん素晴らしいと思っていたけれど、70代になって、いや70代が最高だなと思い直しました。その証拠に、酒がますますうまくなってきた。夕べも飲み過ぎて、今日はちょっぴり二日酔い状態」と笑わせてくれました。
帯津先生のおはなしの中で、「養生と医療の統合をめざしてホリスティック医学を追い求めているが、まだ手にしてはいない、道半ば」「太極拳の修行を38年続けてきて、40年がひとつの目標だったけれど、まだまだ50年はやり続けたいと思っている」「他力と自力を統合するものが気功で、太極拳は気功の一部であり、ひとつひとつの動きが経絡に気をとおすように考えられた、とてもよくできた気功法だと思う」といった、尽きることのない帯津先生の探求心と情熱にアタマが下がる思いでした。ブリュッセルで「ホメオパシーと気功」についての講演をしたところ、スペインやロシア、ポーランドなどから講演依頼がきて、医療と養生の両輪として、ホメオパシー、気功が西洋医学会でも注目されていることを強調なさっていました。
また、先生は、現代人の生き方とか養生法、予防医学などに関する本もたくさん書いています。「達者でポックリ。」とか「死を生きる。」「大養生―スピリチュアルに生きる」といった魅力的なタイトルが並びます。新刊は、五木寛之氏と共著の「生きる勇気 死ぬ元気」というこれまた、面白そうな本です。「自力と他力の統合というのは五木さんも言っているので、わたしは他力と自力の統合にした」と笑っておられました。30分ほどのスピーチでしたが、この春に新築された帯津三敬病院の道場のことなどにもふれられ、ホリスティック医療や統合医療、それに果たす気功、太極拳の役割などについて、たくさんの気づきや示唆をいただきました。
気功の稽古
norichan
(2009年5月22日 10:51)
彩人インタビューのご縁で、4月の毎週水曜日から、宮坂先生の「気功教室」に通い始めています。宮坂先生のプロフィールやお考えなどは、インタビューページをご覧ください。
◇彩人インタビューVOL.1
「気功」というのは、「気」を練り、「気」の流れをよくすることによって、気虚、気滞、気乱によって生じるさまざまな病気の原因を、もとから断つことを目的とした、心身のエクササイズです。ヨガやアーユルヴェーダなどにも通じる、東洋の伝承医学といっていいでしょう。「気功」にはそれが誕生した中国の地域によってさまざまな"流派"があり(一節には2000を超えるといわれています)、宮坂先生は北戴河(ほくたいが)気功体系の流れをくむ医療気功です。
基本は呼吸法で、吸→呼→停、吸→停→呼の正しい動作を、放松(ほうしょう)功、内養功動功、易筋行気法といった体系の中で練習しています。まだまだぎこちなくて、流れるような自然な動作というわけにはいきません。バタバタと「気」が脇の下あたりにたまってしまい(笑)、冷や汗をかくこともしょっちゅうです。でも、終功し、謝謝と挨拶をするときなど、身も心もシャンとして、「気」の流れがよくなったような気がします。これからも、修行の経過報告など、折にふれお伝えしたいと思います。
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