「比企の四季」カテゴリー・最近のほぼ一日一話
春なのに、コスモスみたい。
norichan
(2009年10月 4日 22:04)
コスモスが花盛りです。最近は休耕田や河川敷にたくさん植えて、ご近所の眼福や地域の活性化をめざした、ミニフラワーパークのようなところも増えてきました。訪れる人に、朝摘みの野菜を安価で販売したりする農家もあり、花見と市場の二重の楽しみがあります。
そして、この季節になると、ふとしたキッカケに、もう数十年前の広告のキャッチフレーズ「春なのに、コスモスみたい。」を思い出します。土屋耕一さんというコピーライターが、伊勢丹の春のファッション広告で創ったキャッチフレーズです。いいでしょ。
土屋さんは言葉の魔術師みたいなところがあって、「軽い機敏な仔猫何匹いるか」という 回文集 なども出しています。土屋耕一さんや、糸井重里さんなど、そうそうたるコピーライターが活躍した1970年代から80年代は、広告が広告としての機能を果たし、力強いメッセージを発信していた気がします。広告コピーの秀作を集めたコピーライターズ年鑑というのがありますが、ある年の年鑑のキャッチコピーは「一行の力」でした。
「春なのに、コスモスみたい。」わたしには一生ついて回るような「一行の力」に思えます。
ホッ、ホッ、ホタル来い
norichan
(2009年7月17日 22:49)
ホタルの語源は、貝原益軒の「大和本草」によれば「ほは火なり、たるは垂なり」として火垂れ虫が語源で、それが変じてヒタレ、ホタレ、ホタルとなったといわれます。また一説には、火ではなく星が流れるように飛ぶ虫、つまり星垂れ虫ということから、ホタレ、ホタルになったともいわれます。どっちの説がただしいか、ホッ、ホッ、ホタルに聞いてみましょう。
ホタル狩りに行ってきました。場所は埼玉県北本市「まほろばの郷」。時間は夜の8時半くらいです。ちいさなイルミネーションのような"火垂れ"が、小川の岸辺にチカチカまたたいて、とてもキレイ。最初はmovieを撮ろうと思ったのですが、闇夜の撮影とホタルの飛行が意外に速く早々に断念しました。下の写真は、子どもの手にとまったホタルです。
ここで一句
いそいそと 子らにすり寄る ホタルかな
この「まほろばの郷」のホタルは、地元の人たちがボランティアで幼虫を育て、放し飼いしているのだそうです。皆さん高齢化がすすむなかで、いつまでホタル狩りができるか危ぶむ声もでているそうです。こうした地元の善意だけに頼るのではなく、よいものを維持・存続できる体制や制度を、行政と市民(受益者)が一緒につくりあげ、地元を元気にたのしくしたいものです。
とっておきのミドリ
norichan
(2009年4月12日 01:00)

サクラの季節が終わり、
比企丘陵に萌葱色の雲がかかり始めました。
木々の新芽がつくり出す
千変万化の緑のグラデーションは、
ほとんど"神業のテキスタイルデザイン"といえるような
精妙な美しさです。これから5月へと向かう
2週間くらいが、サイタマに住んで、いちばん好きな季節です。
 幼い子の吹く、
たどたどしい口笛のような「緑」を、全身に浴びながら
比企の丘をツーリングしていると、
あらためて、自然と共生するありがたさを感じます。
低炭素社会の実現といった、
人間の欲望が産み落とした皮肉なスローガンを
「緑」の子らは
いったい、どんな思いで受けとめるのでしょう。
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